青森県は1日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち感染経路不明は青森市居住の1人。陽性が判明して医療機関に入院していた東地方保健所管内居住の80代以上男性が死亡。県内感染者の死亡は計36人となった。

 県によると、死亡した男性はワクチンを2回接種済みで、当初軽症で入院していたが、急激に症状が悪化。9月30日に新型コロナウイルス感染症で死亡した。

 9月に死亡した70代と80代以上の感染者2人もワクチンを2回接種していた。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「ワクチンでも重症化が完全に抑えられるわけではないが、今までの経緯をみても、ワクチンを打った人は軽症または無症状が多い。この3例で傾向をきちんと話すのはまだ早い」と取材に述べた。

 1日の新規感染者10人のうち青森市居住は7人。市によると、このうち6人はこれまでに感染が確認されている市内陽性者の接触者だった。県内の人口10万人当たり1週間新規感染者数は、東奥日報試算で10.59人。入院者数は前日比6人減の92人。重症は3人、中等症は10人となり、それぞれ前日から1人減った。