青森県は25日、県内で新たに32人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市の保育施設でクラスター(感染者集団)が発生し、利用者7人、関連を含め計9人の感染が判明した。人口10万人当たりの1週間の新規感染者数(同日現在)は東奥日報試算で14.69人。感染状況を示す国の指標で、8月10日以来およそ1カ月半ぶりにステージ2(感染漸増、15人未満)相当となった。

 県は今月1日から実施している新型コロナ緊急対策で、人口10万人当たりの1週間の新規感染者数を「15人未満」と、ステージ2以下相当に抑制することなどを目指している。

 9月のクラスター発生は27件目。青森市の保育施設では、23日公表の10歳未満(性別非公表)3人に加え、新たに10歳未満(同)4人の感染が判明し、計7人のクラスターと認定された。いずれも施設の利用者。関連して30代女性2人の感染も分かっている。

 市によると、職員らは常時マスクを着けていたが、低年齢の子どもは着用が難しい場面もあったという。施設は22日から休業している。

 職員、利用者、家族ら120人が検査を受け、44人の陰性が判明、67人が結果待ちとなっている。

 また、18日公表の八戸市の医療機関クラスターで新たに10人の感染が確認された。同クラスターは関連を含め91人に拡大した。これまでに約330人の検査が終了し、今後約50人を検査する予定。

 25日公表の32人のうち11人は感染経路が分かっていない。