第16回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2021」(実行委員会主催)の決勝戦が23日、オンライン形式で行われた。団体戦決勝に八戸高校と八戸西高校が進出、前回大会と同じ顔合わせとなり、八戸西が初優勝を飾った。八戸は大会史上初の3連覇を狙ったが準優勝。個人戦は2位に当たる優秀作品賞に、八戸西の嶋森藍那さん(2年)の「ふるさとは思うのではなく帰るもの 玄界灘に 濃い虹が立つ」(題「虹」)が選ばれた。
 今年は全国の25校33チームから応募があった。団体戦は予選を通過した6チームと、昨年優勝の八戸、準優勝の八戸西のシード両校を含む計8校が3人一組で決勝トーナメントに挑んだ。個人戦は決勝トーナメント進出校から事前に絞られた6人で争った。
 県勢両校は生徒らが各自の自宅から参加し、そろって団体戦を勝ち上がった。決勝の題は「会」。20分の制限時間内に1人1首を仕上げて、メールで送り、審査の結果、八戸西が2―1で栄冠に輝いた。八戸西の中村唄さん(2年)は「今年は優勝を目指していた。支えてくれた仲間や先生たちに感謝したい」と喜び、熊澤綾里さん(同)も「普段から意見交換し合ったりとチームワークが良い仲間たち。みんなの頑張りがこの結果につながった」と話した。嶋森さんは「昨年は優勝にあと一歩届かなかった悔しさがあり、大会に向けてたくさん練習してきた。優秀作品賞をいただけたのも本当にうれしい」と語った。
 一方、3連覇を逃した八戸の3人は「すごく悔しい」と口をそろえた。大久保美咲さん(3年)は「結果は残念だけど、作品を作る時間はとても楽しかった。いい思い出になった」と語る。平こころさん(同)は「後輩たちには八高が大会で常に上位に食い込むように活躍してほしい」と願い、村上陽さん(2年)は「今回の悔しさと経験を来年に生かしたい」と話した。

詳細は、公式サイト(→盛岡市役所)でご確認ください。