青森県は23日、県内で新たに32人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。八戸市内の県立高校と、弘前保健所管内の職場で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。感染者は居住地別に青森市15人、八戸市9人、弘前保健所管内6人、上十三保健所管内2人。県内の感染確認累計は5537人。青森市の70代の感染者1人が同日死亡し、県内感染者の死亡は計35人となった。

 八戸市の県立高校は、感染公表済みの10代(性別非公表)5人に加え、新たに10代(同)1人の感染も判明し、計6人のクラスターと認定された。

 県教育委員会によると、6人は同学年の生徒で、複数のクラスに在籍。16日に体調不良で通院した生徒1人の陽性が判明し、この生徒と接触したり、発熱などの症状があったりした生徒のPCR検査を実施し、感染が続々と判明した。

 21、22日は学年閉鎖しており、24日は消毒のため臨時休校する。クラスター関連で、40代女性1人の感染(22日公表)も判明している。県の緊急対策期間中で、高校は学校行事や部活動は実施していなかった。生徒・教職員の検査対象者は約120人で、およそ半数の検査が終了している。

 弘前管内の職場は、20~22日に感染公表済みの10代(性別非公表)4人に加え、新たに10代(同)2人の感染が判明し計6人のクラスターとなった。不特定多数と接触する職場ではなく、これまでに十数人の検査が完了している。

 死亡した青森市の70代の感染者については、遺族の意向により性別、死因は非公表。県によると、中等症で入院中だった。

 23日発表の新規感染者32人のうち感染経路不明は16人。入院者数は3人増え135人。県公表の確保病床数332床に対する使用率は40.7%、東奥日報試算による人口10万人当たり1週間新規感染者数は前日比0.56ポイント減の18.38人で、いずれも国の指標でステージ3(感染急増)相当が続く。