青森県は22日、県内で新たに19人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。八戸市の医療機関で療養中だった同市在住の80代以上の感染者が死亡し、県内感染者の死亡は計34人となった。

 県や八戸市によると、死亡者は軽症者として療養していたが、症状が悪化し、新型コロナ感染症による肺炎で21日に死亡した。性別、既往歴などの詳細は、遺族の意向により非公表。ワクチンを2回接種済みだったが、死亡との因果関係はないとしている。県内感染者の死亡発表は8月20日以来。

 9月22日発表の感染者19人のうち、7人は感染経路が分かっていない。公表済みのクラスター(感染者集団)では、弘前保健所管内の入所型高齢者施設(14日公表)で1人、青森市の入所型高齢者施設(18日公表)で1人が新たに感染した。青森市の理美容店(9日公表)と、八戸市の医療機関(18日公表)のクラスターでも、関連する感染者が1人ずつ判明した。

 新型コロナ患者を受け入れる病床が4床増え、県全体の確保病床数は332床となった。入院者数は132人(重症5人、中等症23人)で、病床使用率は39.8%に。人口10万人当たり1週間新規感染者数は、東奥日報試算で18.94人。前日から2.89ポイント下がり、8月12日以来41日ぶりに20人台を切った。2項目の指標はいずれも、国の基準でステージ3(感染急増)相当が続いている。