青森県は21日、県内で新たに20人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。大半がこれまで明らかになったクラスター(感染者集団)か個別の感染者に関連するケースで、経路不明は3人だった。

 公表済みのクラスターでは、18日公表の八戸市の医療機関で職員または入院患者の70代1人、80代以上2人の計3人の感染を確認。医療機関クラスター本体の感染者数は46人、関連を含めると計52人となった。これまでに職員と入院患者約170人を含む約220人の検査が終了。数人が検査結果待ちで、市は今後対象範囲を広げて検査を行うことも検討している。13日公表の同市の職場クラスターでは関連1人の感染が新たに分かった。

 このほか20日公表の上十三保健所管内の職場クラスター本体で5人、関連2人の新規感染が判明。9日公表の三戸地方保健所管内の職場クラスター本体で新たに1人が陽性となった。

 連日2桁の新規感染者が出ている八戸市の状況について、県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は「医療機関のクラスターはあったが、経路不明の新規陽性者がだいぶ少なくなっており、感染拡大は少し収まってきている傾向にある」と指摘。その上で「医療機関の今後の感染拡大がどうなるのか、今の連休の状況が来週あたり、どう(結果に)出てくるのか推移を見る必要がある」と述べた。

 重症は前日比1人減の5人。中等症は同2人増の23人。人口10万人当たり1週間新規感染者数は東奥日報試算で21.83人だった。