小中学生や受験生らを対象に優先接種が行われた五所川原市役所=18日午前

 青森県五所川原市は18日から、住民登録のある12~15歳の小中学生と受験を控えた高校3年生らを対象に、新型コロナウイルスワクチンの優先接種を始めた。対象者1644人中、同日は約650人が接種に臨んだ。19日に約630人が受ける予定。10月9、10日に2回目を行う。

 小中学生の接種には保護者の付き添いが必要なことを考慮し、土日に接種日を設けた。接種会場には受け付けや予診、経過観察などのスペースを確保できる市役所を開放した。

 受け付け開始の午前10時前から、保護者に連れられた児童生徒たちが次々と来場。つがる総合病院や西北五医師会の小児科医、看護師らが対応に当たった。

 中1の息子に同伴した会社員の父親(39)は「仕事や学校があり、個別接種だと予約を取りづらい。大きい会場ならスムーズに接種できると思って申し込んだ」と話した。

 今月下旬に首都圏で受験があるという高3男子は「今後の受験活動に専念したいので、早くワクチンを打って安心したかった」と述べた。

 市ワクチン接種対策室の松山明央室長は「当市には医師が少ないので、市民が安心して接種を受けられる環境を用意した。安心して過ごせるよう積極的に接種してほしい」と話した。