青森県の新型コロナウイルス緊急対策を踏まえ9月中の部活動を禁止した理由について、県教育委員会スポーツ健康課の伊藤明徳課長は16日、「学年・クラスをまたいで活動し、対外試合で他校との交流があるなど通常の授業と比べて感染拡大リスクが高い。県内でも部活動クラスターが発生している」などと説明した。

 県議会文教公安常任委員会で鶴賀谷貴委員(立憲民主)の質問に答えた。

 準備期間が短いとの指摘には、公表前日の8月26日に県立学校、関係団体に緊急対策の方向性について情報提供し、27日の通知では、9月以降実施予定の大会・コンクールの中止や延期を検討し、東北大会については上部団体と協議するよう依頼したと述べた。

 東北大会出場権のある学校の出場を認めるべきとの意見に、和嶋延寿教育長は「特別に認めることは難しい」と語った。県合唱連盟から出場要望のあった全日本合唱コンクール東北支部大会については、延期や実施方法変更を同支部などに要望したが、できないとの回答があったという。

 また、県レベルの大会の中止状況を櫛引ユキ子委員(自民)が質問した。県高体連関係で11競技が延期、2競技が中止。県高野連が秋季選手権を延期。県高文連関係では1大会が中止、1大会が開催方法を変更したという。