青森県は16日、県内で新たに39人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同日現在の人口10万人当たり1週間新規感染者数は、東奥日報試算で24.08人。8月16日以来1カ月ぶりに、国の指標でステージ3(感染急増)相当の水準に下がった。

 この指標は25人以上がステージ4(爆発的感染拡大)、15人以上25人未満がステージ3相当とされる。県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は「新規感染者数は全体的に下がってきているが、他県よりはまだ少し高い水準にある。感染対策の徹底を継続し、拡大前の水準に戻していけたら」と話した。

 発表済みの主なクラスター(感染者集団)では、弘前保健所管内の入所型高齢者施設で発生したクラスターで、60~80代以上男女7人の感染が新たに判明。施設では大半がワクチンの2回接種を終えていたことから、県はブレークスルー感染の可能性があるとみている。感染確認済みの6人と合わせ、クラスターの感染者は13人に増えた。

 9日発表の青森市理美容店クラスターに関連し、同市の10歳未満(性別非公表)と80代以上男性の感染が新たに分かった。市によると、この80代以上男性は6月半ばごろまでにワクチンを2回接種し終えていたという。

 八戸市の職場クラスター(13日発表)では従業員4人、関連する4人の計8人が感染。さらに15日までに発表済みの2人が、このクラスターに関連することも判明した。クラスターによる感染者は関連も含め32人。

 16日発表の新規感染者39人のうち、感染経路不明は7人。重症者9人、中等症15人は前日と変わらず。入院者数は110人で、前日から9人増えた。確保病床数328床に対する病床使用率は33.5%となった。