青森県は15日、青森、弘前、八戸の3市で25日から実施する新型コロナウイルスの広域集団接種の概要を発表した。会場は青森市が県立保健大学、弘前市が県立弘前第一養護学校高等部(旧岩木高校)、八戸市が県立八戸高等支援学校(旧八戸南高校)。12歳以上の県民(県内に居住実態がある人を含む)が対象。確保した計3万3600人分の2回分の米モデルナ製ワクチンのうち約1万5千人分を妊婦ら優先接種枠に振り分ける。接種予約は18日午前9時からインターネットと電話で受け付ける。

 接種期間は25日から11月14日までの毎週土、日曜日の計16日間(ただし八戸会場のみ、10月16日と11月13日は実施せず)。各会場の稼働時間は午前9時半~午後5時半を予定している。

 優先接種の対象は(1)妊婦と配偶者、同居家族(2)基礎疾患を有する者(3)理美容従事者(4)あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師(5)保育園、幼稚園などの従事者(6)受験生。対象の設定は国からの通知やクラスター(感染者集団)の発生状況などを考慮した。対象者は優先枠が定員に達した場合、一般枠に申し込むことも可能だ。

 県健康福祉部の横山哲次長は「人口が多い市のワクチン不足や、かかりつけ医がいない若い世代の接種もサポートできる」と集団接種の効果を期待した。

 予約は専用サイト(http://vaccines.sciseed.jp/aomori 24時間対応)かコールセンター(電話0570-000-605。土日祝日を含む午前9時~午後6時)で受け付ける。

 予約初日の18日は募集人数全体の7割程度まで受け付け、上限に達した場合は状況を見ながら23日以降、残りの人数について段階的に募集する。詳細は県ホームページ、問い合わせはコールセンターまで。

 このほか、県が県総合健診センター(青森市)で実施する英アストラゼネカ製のワクチン接種は22日から始まる。