青森県は2日、県内で新たに100人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち44人が感染経路不明。八戸市の専門学校と上十三保健所管内の職場で新たにクラスター(感染者集団)が1件ずつ発生した。

 八戸市によると、2日までに感染が公表された同市と上十三保健所管内の10~20代の6人が専門学校の同一のクラスに在籍しているとして、同市は専門学校でクラスターが発生したと判断した。専門学校の学生数は約180人。検査対象者はクラスターが発生したクラスを中心に約20人で、これまで約10人の結果が判明した。県は、昼食などの場面を通して感染が広がったとみている。

 八戸市の専門学校アレック情報ビジネス学院は1日、ITエンジニア科の1年生5人が感染したと発表した。

 一方、2日に八戸市で感染が確認されたのは60人(県外居住者3人を含む)だった。市保健所によると、前日と同様に検査スケジュールの関係で、結果判明が通常より多めだった。

 上十三管内の新規クラスターは、2日までに感染が公表された10~60代の男女7人(居住地内訳は上十三管内4人、八戸市2人、むつ保健所管内1人)が同一の職場で勤務。数人の検査を終え、今後は30人程度の検査を予定している。

 入院者数は前日から6人増えて148人となり、過去最多を更新。確保病床302床に対する使用率は前日から2.0ポイント上昇して49.0%となり、感染状況を示す国の指標でステージ4(爆発的感染拡大)の50%が間近に迫った。人口10万人当たりの1週間の新規感染者数は東奥日報の試算で51.2人。