青森県は27日、県内で新たに103人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規の感染確認が3桁となるのは3日連続。累計は4千人を超え、半月で千人超増加した。入院者数も126人と過去最多を更新し、病床使用率は41.7%に上る。103人のうち56人の感染経路が分かっていない。

 青森県の人口10万人当たり1週間新規感染者数は、27日現在で過去最多の47.83人。17日以降、感染状況を示す国の指標で、ステージ4(爆発的感染拡大)相当の基準「25人以上」を上回っている。

 入院等調整中の人は386人と前日より60人増えた。

 県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「(入院の)医学的評価にいくまでに時間はかかっているが、少なくとも中等症の人が入院できないという状況ではない」と説明しつつ、宿泊療養施設は「全体的にかなり逼迫(ひっぱく)してきている」と述べた。

 新規確認が高水準となっている八戸市では57人の感染が判明した。県によると34人の感染経路が不明。

 県は28日から医師1人、感染対策の専門家を含む保健従事者4人を順次、市保健所に派遣し、総合的な支援を行う。国立感染症研究所の医師1人も現地入りする。

 同市で発生したクラスター(感染者集団)のうち、24日発表の接待を伴う飲食店クラスターでは、1件目で新たに関連3人の感染が判明し、感染者は計41人となった。2件目は従業員または利用客1人と関連1人の感染が分かり、計26人に。2件合わせて約110人の検査が終了し、約40人が検査結果待ち。