今週は、わりといろいろあった一週間でした。

まずは、4月20日、JR鰺ヶ沢駅・観光駅長に任じられましてございます。

任期は一年間ですが、鰺ヶ沢駅にずっといるわけではないんです。
なんか、イベントとかが発生して、必要であれば駆けつける役目なのです。

関係者の方々と、ぱちり。

一番右におられる方は、JR五能線・五所川原駅の本物の駅長さんです。
白の夏服が、駅長の礼装なのだそうです。
そんでもって、わさおも駅長さんなので、おんなじ帽子を被っています(^^;)

帽子の中には...

ちゃんと「わさお」のネームが。JRさんのわさお愛を感じた瞬間。

ほんでもって、本日23日に、初仕事である「リゾートしらかみお出迎え」をやったのであります。

お、きたきた。


(ちなみに、このときは帽子かぶり忘れております^^;)

この時の列車はリゾートしらかみ号という、その筋には大人気の観光列車なのですが、震災後ずっと運休してたのです。でも今日から運行再開。


ほぉ〜乗ってるねえ、皆、乗ってるねえ〜。
(忘れてた帽子も頭に載ってるね〜^^;)

停車時間はそんなに長くないです。
無事去っていくのを見送るわさお観光駅長。


皆様、良い旅を〜 みたいなかんじの顔。

そんな感じの駅長デビュ〜。でも、このあとしばらく駅長のお役目は予定されておりません(^^;)

あ、さてさて。
わさおのお役目といえばこの時期忘れてはいけないのが春の防犯運動です。
そう、わさお警部。

パトロール隊の出動を見送ります。

それから、それから、お隣り五所川原市にあります、「立佞武多の館(たちねぷたのやかた)」というところで、震災募金活動への協力と、あと、一日館長を。より正確には一日はいないので30分館長ですが(^^;)

わさおとしては生まれて初めて見るたちねぷた。高さ22メートル、だっけかな。

もはや、ロボットものアニメにでてくるなんか級の大きさです。
立ちねぷたは、近年復刻されたねぷた祭なんです。青森の横に大きいネブタや弘前の扇型のネプタにくらべて、縦に高いのが特長なのですが、何十年も前に一度途絶えて、その製作技法が失われていたのです。

現在、立佞武多の館ではそのような歴史の紹介やねぷた本体の保管、制作技術の伝承などをおこなっていて、いろいろ面白いのです。

縦に大きいねぷたを見せるための工夫もあって、館内吹き抜けの4階まであがると顔に肉薄できます。

でっかいな〜。
この立ちねぷたは、「又鬼」と書いてマタギと読みます。昔から白神山地周辺で熊などを狩って生業としていた人たちです。このねぷたも背中に倒した熊を背負っています。そして、その帰り道飛び出してきた野うさぎを踏み殺さず、見逃しているという構図です。
命とはなにか、それを奪うとはどういうことなのかを考えさせられます。

これは「又鬼」の設計図です。驚くべきことですが、ねぷた師さんは、この平面図1枚をもとに立体造形をつくりあげていくのです。

ねぷたの後ろに描かれる絵のことを「送り絵」といいます。

又鬼の送り絵は、左になんか寂しそうな熊の子ども、真ん中に血の海を見下ろす山の神様、右にマタギの帰りを待つ子供が描かれています。人間の子供のところには間もなく、獲物を仕留めた父が帰るだろうけれども、熊の子のもとにはもう母グマは戻らない。
でも、今回の巡り合わせがそうであっただけで、次はそうではないかもしれない。
...深いです...。

なぜに、ここまで、「又鬼」について語るかというと、この立ちねぷたがあったからこその「わさお館長」なのです。わさおはおそらく秋田犬であり、その血脈にはマタギ文化が深く関わっているのです。

また、現役のマタギさんがある日 わさお を見て「これは熊に立ち向かって行く犬だ」と言われたことがあり、是非、この又鬼ねぷたとわさおを引きあわせてみたいと皆が思ったのでした。

余談ですが 映画「わさお」の中でのあのエピソードも、そのへんが発想元になってるみたいです。

つまり、要するになにを言いたいかというとですね...。

この二つが並んで、絵にならないわけがない、っていうね。