青森県は23日、県内で新たに25人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうちおよそ7割に当たる17人は感染経路が不明。入院患者を受け入れる確保病床数は10床増え計302床となった一方、入院者数は過去最多の113人に上った。病床使用率は37.4%で、病床の逼迫(ひっぱく)度合いを示す国の指標ではステージ3(感染急増)相当が続いている。

 新規感染者を居住地別に見ると、八戸市が13人と最多。青森市5人、むつ保健所管内と上十三保健所管内がそれぞれ3人、三戸地方保健所管内1人。県内の感染確認累計は3627人。

 発表済みのクラスターでは、むつ管内の理美容業クラスターで1人、三戸地方管内の葬祭等クラスターで1人の感染が新たに判明した。県によると、22日公表の弘前管内の会食等クラスターでは、関連する人を中心に約20人の検査を進めている。

 また八戸市によると、同市の教育保育施設で発生したクラスターでは、現時点で約80人が検査結果待ちとなっている。

 感染者増大により、県外の一部自治体では、感染者の行動歴や接触者を調べる「積極的疫学調査」を縮小する動きが見られるが、県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は「感染拡大防止のため、青森県はできる限り積極的疫学調査を行っていく」と説明した。