青森県は22日、県内で新たに61人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。日曜日の感染者数は発表ベースでは最多。弘前保健所管内で会食等に起因するクラスター(感染者集団)が新たに発生。既存の4件のクラスターでも関連する感染が広がった。感染経路不明は27人。県内の感染確認累計は3602人となった。

 県によると、弘前管内の新規クラスターは8月中旬に屋外で会食したもの。新たに判明した10歳未満~30代の3人と、21日公表の10~40代の3人を含めた計6人の感染が分かっている。会食は十数人規模で行われ、このうち、約10人の検査を終えた。

 発表済みのクラスターでは、14日発表の八戸市の教育保育施設関連で1人(三戸地方保健所管内)、同日発表のむつ保健所管内の理美容業関連で1人、20日発表の青森市の職場関連で1人、同日発表の青森市の飲食店関連で2人の感染が新たに分かった。

 また、八戸市によると、20日発表の教育保育施設クラスターでは約70人の検査が終了し、検査結果待ちは約70人となった。

 22日の新規感染者を居住地別で見ると、最多は八戸市の25人。弘前管内12人、青森市8人、上十三保健所管内7人と続き、県内の8保健所全てで計60人の陽性者が確認された。全ての保健所で陽性者が出たのは19日発表分に続き2度目。全県的な広がりについて、県健康福祉部の古川朋弘次長は「全国的な感染拡大や人の流れもある。県内でも、いつどこで感染してもおかしくない状況になっている」と説明した。このほか、北海道地方に住む30代男性1人の陽性が判明した。県外で感染したとみられる。

 入院患者を受け入れる確保病床数292床に対し、入院者数は21日と同じ102人。病床使用率は34.9%と変わらず、病床の逼迫(ひっぱく)度合いを示す国の指標ではステージ3(感染急増)相当が続いている。

 これまで日曜日の県内感染者数(発表ベース)で最も多かったのは8月8日の22人だった。