青森県出身の映画監督五十嵐匠(しょう)さん(62)が、元従軍看護婦で戦後は青森県保健師の草分けとして活躍した弘前市出身の花田ミキさん(1914~2006年)の生涯をテーマに映画制作に取り組む。県民の命と健康を守る運動の先頭に立ち、戦争の悲惨さ、命の大切さを訴え続けた花田さんは、五十嵐さんにとって幼いころに命を救ってもらった恩人でもある。「新型コロナウイルス禍の今こそ、信念を貫いて生きた恩人・花田さんの生きざまを映画にしたい」。来年秋の撮影開始を目指し、制作資金を募っている。
2021年8月21日
青森県保健師の草分け・花田ミキさん映画に
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