青森商工会議所と協同組合青森総合卸センターは17日、会員・組合員を対象に行う新型コロナウイルスワクチンの職域接種の日程を公表した。卸センターは組合員や関連企業などの4千人分を確保、8月31日から1回目を開始する。青森商議所は会員事業所の経営者、従業員ら1万人分を確保しており、コロナの影響が大きい飲食・宿泊サービス業の観光サービス部会員を最優先に、9月1日から1回目の接種を始める。

 卸センター、青森商議所とも6月、国へ職域接種の実施を申請していたが、ワクチンの供給量不足などにより接種の見込みが立っていなかった。6月の事前アンケートでは商議所は1万4846人、卸センターは1886人が接種を希望していたという。

 この日、青森商議所会館で両者が合同で記者発表し概要を説明。青森商議所の奈良秀則副会頭は「秋の観光シーズンまでにおもてなしの体制をつくる」、卸センターの藤本和夫専務理事は「経済活動はどうしても接触を伴うのでワクチンは経済回復の突破口になる」と述べた。青森商議所は平日500~600回、卸センターは400~700回ペースでの接種を見込んでいるという。

 青森県によると、県内の事業所で17日までに国に職域接種を申請したのは25件。うち青森商議所、卸センターを含む21件が承認された。4件が申請中。