青森県は16日、県内で新たに16人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。さらに、8月に県内で判明した感染者のうち10人から、感染力が強いデルタ株とみられるL452R変異株を検出したと明らかにした。8月感染者のうちL452R変異株の感染割合は少なくとも57%と推計している。15日発表の11人と合わせて、15、16日の2日間で確認された県内感染者数は計27人。

 16日発表の感染者16人のうち、八戸市で公表済みのクラスター(感染者集団)関連の感染者は計3人。教育保育施設クラスターに関連する同市の60代女性、八戸工業大学第一高校の運動部クラスターで部員と接触した10代(性別非公表)、八戸学院大学ラグビー部クラスター関連の同市40代男性が、それぞれ感染した。

 むつ市によると、むつ保健所管内の3人はむつ市在住。県全体の感染者16人のうち9人は、感染経路が分かっていない。

 このほか青森市の青森中央学院大学硬式野球部クラスターでは、10~20代計3人の感染が新たに判明。3人とも青森市居住だが、県外の保健所が感染を確認したため、県が発表する感染者数には含まれていない。

 16日現在の入院者数は95人で、県公表の確保病床288床に対する使用率は33.0%。病床の逼迫(ひっぱく)度合いを示す国の指標では、ステージ3(感染急増)の水準が続いている。

 15日に県が発表した感染者は11人。このうち、青森中央学院大のクラスターに関連し、三戸地方管内10代の感染を確認した。八戸市の教育保育施設クラスターで、20代女性職員の感染が判明。八学大クラスターでは、関連する同市の10代が感染した。むつ保健所管内の理美容店クラスターは、利用者または従業員の同管内50代女性が陽性となった。