青森銀行とみちのく銀行が2022年4月に目指す経営統合に関し、個人の利用客から「2行の競争がなくなれば貸出金利が高くなってしまうのでは」と不安の声が出ている。統合協議入りの大きな要因の一つが、長引くマイナス金利政策。収益の柱である「貸出金利息」が両行ともここ5年で20億円以上減少しており、金利競争は「底打ち」との見方もある。金融サービスの低下を懸念する声に、両行トップは「融資の基本姿勢は変わらない」などと強調している。
2021年8月15日
青銀・みち銀統合で金利上昇? 個人客不安
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