青森県は9日、県内で11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県と青森市によると、新たなクラスター(感染者集団)が同市のバーで1件、バーベキューの場で1件の計2件発生した。6~9日に感染が公表された20~30代男女4人が両方に属しており、うち20代女性は7日に公表済みの三戸地方保健所管内の職場クラスターを合わせ三つのクラスターで重複している。三つのクラスターの感染者は関連を含め13人に上る。

 三戸管内では7日、青森銀行が百石支店(おいらせ町)でクラスターが発生したと発表していた。

 青森市によると、バークラスターの感染者は利用客または従業員の7人。これまで18人が検査済みで、8人が陰性、3人が結果待ち。店舗は今月4日から休業している。

 バーベキュークラスターの感染者は5人。バーベキューは友人同士の11人が屋外で行ったといい、10人を検査し、5人は陰性だった。今後、関連する1人を含め2人の検査を進める。小野寺晃彦市長は、お盆時期を控え「屋外ならば大丈夫だろうと他県から来た人と同席しがちな時期でもあるが、絶対安心とは言えない。最大限の危機感を持って感染防止に留意を」と対策徹底を呼び掛けた。

 青森市以外の新規感染者は居住地別に、八戸市2人、弘前保健所管内1人、上十三保健所管内1人、県外3人。このうち青森市の1人を含め6人の感染経路が不明。県内の感染確認累計は2883人となった。

 八戸市では、八戸学院大学が7日に男子ラグビー部6人の感染を発表していたが、市によると、大学クラスターの検査対象者は県内外合わせて約100人超。このうち県内は約70人で、40人が検査の結果待ち、残りの30人が今後検査するという。

 感染経路は不明だが、寮生活をしている部員が含まれていることから、市は寮生活と部活動の練習により感染が広がったとみている。