胎内被爆者の藤田さん。母・俊子さんの写真を見ながら「母は自分を守ってくれている」と話す

 「母が生きていたら、どう自分を叱り、どう褒めてくれるだろう」。青森県八戸市の藤田和矩(かずのり)さん(75)は時々考える。母・俊子さんは76年前、藤田さんを身ごもっていた時、広島市内で被爆した。藤田さんを生んだ半年後、原爆症で他界した。「一般市民が巻き込まれるのが戦争。悲劇は繰り返してはならない」。俊子さんの写真を見つめながら藤田さんは語る。6日、広島は「原爆の日」を迎える。

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