青森県は3日、県内で新たに26人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち16人は、県内で陽性が判明している人の家族や知人で、クラスター(感染者集団)との関連は確認されていない。県と八戸市は、同日発表の新規感染者とは別に、2日までに発表済みの感染者のうち5人が、八戸市内の同じ事業所内で感染したと判断。この職場でクラスターが発生したと明らかにした。

 県はこのほか、7月の県内陽性者のうち1人から、感染力が強い「デルタ株」とみられるL452R変異株を検出したと発表。7月の県内感染者のうち、L452R変異株の感染割合は推計で10%(7系統20人)に増えた。

 八戸市の職場クラスターの感染者は、7月27日から8月2日に陽性が判明した八戸市、三戸地方保健所管内、上十三保健所管内の30~60代男性計5人。全員が職場関係者で、感染経路を調べた結果、5人の関連性が分かった。これまでに30人程度の検査が終了している。不特定多数と接する職場ではないという。

 3日に感染が発表された26人のうち、五所川原保健所管内で会食の場を介して発生したクラスターでは、感染した会食客と知人関係にある同管内50代男性2人が陽性に。八戸市の小学校クラスター関連でも感染した児童らの接触者など同市4人(10歳未満性別非公表2人、30~40代男性2人)が新たに陽性となった。

 一方、6月下旬から7月上旬にかけて、弘前保健所管内の運動施設、同管内の小学校、上十三保健所管内の県農林水産部所管教育施設で発生が連鎖した3件のクラスターは、関係する濃厚接触者らの健康観察期間が終了した。一連のクラスターの感染者は関連も含め49人だった。