亀ケ岡石器時代遺跡内の自宅前で田小屋野貝塚内の畑から出土した土器のかけらを手に持つ小山内さん夫婦

 世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中には、その資産内に民家が立つ遺跡がある。青森県つがる市木造館岡の亀ケ岡(かめがおか)石器時代遺跡もその一つ。遺跡内に自宅があり、“世界遺産の住人”となった小山内昭光さん(74)は「世界の宝になったのは住民として誇らしい」と顔をほころばせる。ただ遺跡の公有化に協力するため、近い将来、生まれ育った土地を手放すことに。「少し寂しいが、世界から多くの人が訪れ、市の活性化につながるのであれば」。そんな思いが小山内さんの決断を後押しした。

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