青森県は31日、県内で新たに22人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。経路確認中の4人を除き、いずれも県内外の陽性者やクラスター(感染者集団)と接触があった。青森市では理美容店でクラスターが発生。30日に医療機関を受診し、感染が判明した五所川原保健所管内の50代女性の死亡が確認された。

 新規感染者は居住地別に青森市8人、八戸市と五所川原保健所管内が各5人、三戸地方保健所管内2人、上十三と東地方の両保健所管内が各1人。県内の感染確認の累計は2698人。

 県と青森市によると、理美容店クラスターは計5人で従業員または利用客。31日発表の青森市20代女性、同30代女性、東地方保健所管内20代女性のほか、29日発表の2人(上十三保健所管内40代女性、五所川原保健所管内20代男性)となっている。利用客が特定できているとして店舗名は非公表。店舗は29日午後から休業しており、24人を検査し13人は陰性だった。

 青森市役所で記者会見した小野寺晃彦市長は、首都圏など感染が急拡大している地域があると危機感を示し、「緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出されている地域への往来、お盆の帰省については慎重に判断していただきたい」と呼び掛けた。

 同市の県立中央病院で発生したクラスターでは、60代男性医師を含む2人の感染を新たに確認。県病クラスターの感染者は15人、関連含め17人となった。八戸市の小学校クラスターに関連しては、新たに10歳未満1人、10代1人、50代女性の感染が判明。同クラスターは関連を含めると18人となった。

 また、県は五所川原保健所管内で感染が確認された5人のうち、50代女性が死亡したと発表した。女性は30日に医療機関を受診し、処置中に亡くなった。受診時に検査を受けており、同日中に陽性が判明した。

 感染者の死亡は計32人となった。