青森県は30日、県内で新たに15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち9人は感染経路が分かっていない。居住地別の内訳は、青森市5人、八戸市3人、弘前保健所管内7人。県内の感染確認累計は2676人となった。

 県や八戸市によると、経路不明の感染者は、青森市で5人(10歳未満1人、20代男女3人、30代男性1人)、八戸市で1人(40代男性)、弘前保健所管内で3人(20代男女2人、60代男性1人)。また、別の八戸市40代男性1人は近畿・関西地方に滞在歴がある。青森県へ移動してきた後に陽性が判明しており、県外で感染したとみられる。

 八戸市の小学校クラスター(感染者集団)では、感染者の同居人の20代女性1人が新たに陽性となった。クラスターの感染者は児童ら7人、同居人ら関連も含めると15人に。これまで約60人の検査が終了し、さらに150人以上の検査を進めている。

 県はこのほか、7月に県内で確認された陽性者1人から、感染力が強い「デルタ株」とみられるL452R変異株を検出したと発表した。7月の県内陽性者のうち、デルタ株感染割合の推計値は7%(4系統13人)となった。

 県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「デルタ株は感染制御が難しい。首都圏の感染者数の伸びは非常に懸念材料で、首都圏から南東北の状況が、次第に本県へ波及してくる可能性は高い」との認識を示した。