青森県は28日、五所川原保健所管内で新型コロナウイルスの新規クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。27日までに同管内在住の3人と県外在住者4人の計7人の感染を確認。7人は今月中旬、同保健所管内の飲食店で会食し、その前後には複数のグループに分かれて行動を共にしていた。7人が会食した飲食店には同時間帯に他の客はおらず、従業員への感染も確認されていない。一方、28日の県内の新たな感染確認は8人だった。

 県によると、クラスターに属する県外在住者は中部地方3人、関東地方1人。県内の3人はいずれも五所川原保健所管内在住。このうち40代男性2人は、中部地方の陽性者の濃厚接触者として検査した結果、25日に感染が判明。同保健所管内のもう1人の50代男性は、関東地方の陽性者の接触者として検査し、27日に感染が判明した。

 これまでに十数人の検査を終了。県健康福祉部の古川朋弘次長は「数人の検査が残っているが、クラスターは大きく拡大しないと考えている」と話した。

 28日発表の新規感染者8人のうち、青森市の20代男性と五所川原保健所管内の50代女性は、既に陽性が判明している同居人や知人の濃厚接触者。経路不明は5人で、このうち三戸地方の30代男性と上十三管内の60代男性は同じ職場関係者。八戸市の10代は詳細を非公表していない。

 県内の感染累計は2636人。入院患者は前日から3人増え36人、県全体の病床使用率は13.1%となった。