青森県は27日、県内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市の県立中央病院で発生したクラスター(感染者集団)で、3人の感染が判明。県内の感染確認累計は2628人となった。

 県病クラスターの新たな感染者は、青森市の3人(50代男性2人、80代以上男性1人)。クラスターによる感染者数は患者・職員ら13人、関連も含め15人に拡大した。

 県病院局は、県病の50代男性医師の感染を確認したと発表した。19日の検査では陰性で、23~26日は出勤し感染防止対策を施しながら回診や外来患者の診察を行っていた。県病が定期的に行っている検査で、26日に陽性が分かった。この医師は無症状で宿泊療養中。クラスターが発生した病棟に勤務しており、ワクチンは2回接種済みだった。引き続き一部診療科の入院を制限し、外来は通常診療を継続する。

 青森市保健所の検査で陽性が判明した県外の20代女性は、関東地方居住。7月下旬に青森市へ帰省した後、22日に倦怠(けんたい)感の症状が現れたため、医療機関を受診した。このほか五所川原保健所管内50代女性と八戸市40代女性は、感染経路が分かっていない。

 また、県は新型コロナ患者を受け入れる専用病床を14床追加し、確保病床数が275床に増えたと明らかにした。入院者数は前日から2人増え33人、病床使用率は12.0%となった。