弘前市取上の作業場で、師匠・石沢龍峡とのエピソードなどを語る呑龍さん

 ヒバを使った曲げもの、靴裏の張り替え、下駄屋の鼻緒のすげ替え…。日本画家・ねぷた絵師の三浦呑龍さん(68)は、子どもの頃から手仕事を見るのが好きだった。青森県弘前市茂森町にあった映画館では、新作に合わせて看板を描く職人さんの手さばきにくぎ付けになった。ポスターを基に、濃い色から順に色を重ねていく職人技を、日曜日は朝から昼を挟んで夕方まで、飽きることなく見続けた。

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