青森県は16日、県内で新たに3人の新型コロナ感染を確認したと発表した。八戸市の八戸工業大学で発生したクラスター(感染者集団)に関連し、同市40代女性の感染が判明。ほかの2人(上十三保健所管内20代男性、弘前保健所管内30代男性)は、感染経路が分かっていない。

 八戸市によると、同市の40代女性は、八工大クラスターの感染者の同居人。クラスターによる感染者は、関連も含め10人となった。これまでに約50人の検査が終了し、さらに50人程度の検査実施を見込んでいる。

 八工大は16日、大学での感染者の報告はなかったとホームページで公表した。18日までとしていた対面授業の停止を21日まで延長し、学生の学内立ち入り禁止などの措置を継続する。

 県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は、最近の県内の感染状況について「高齢者の感染が少なく、高齢者施設のクラスターも発生していない。ワクチンの効果も要因の一つでは」と評価。一方で「新規系統の感染は依然目立っているため、警戒を要する」と話した。

 17日現在の入院者数は11人で、前日から3人減。県内の感染確認累計は2564人。