接種を受ける原燃や協力会社の社員ら=12日午前、六ケ所村

 日本原燃は12日、新型コロナウイルスワクチンの職場接種を始めた。青森県六ケ所村で勤務する社員、グループ会社や協力会社の社員など計約8千人の接種を10月末までに終えたい考え。

 この日は、再処理事業所構内の体育館に設置した接種会場で、原燃の産業医と看護師6人が約160人に米モデルナ製ワクチンを接種した。1日当たり最大300人に接種可能で、現時点で3千回分のワクチンを確保する見通しが立っているという。

 同社によると、再処理工場などの運転員や警備員の接種を優先。現状の8千人に加えて協力会社の社員4千人も接種を希望しているといい、今後、スケジュールなどを検討する。

 原燃の川村忠・働き方改革本部長は、報道陣の取材に「当社で働くすべての方の安全・安心を確保すると同時に、自治体の接種負担を減らしたい」と話した。今後のワクチン確保の見通しについては「計画的に接種を進められるよう、国には、当社の要望にのっとった量のワクチンが納入できるよう望みたい」とした。