青森県は12日、新型コロナウイルス入院患者の病床使用率(11日現在)を6保健医療圏域ごとに公表した。上十三圏域(上十三保健所管内)が最も高い16%。感染状況を示す国の指標では、上十三圏域を含む全6圏域がステージ2(感染漸増)以下の水準となった。県は併せて、6月の1カ月間の市町村別感染状況も発表。17市町村で感染の発生が確認された。

 病床使用率は医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す指標で、20%以上がステージ3(急増)相当となる。県が前回、圏域別の病床使用率を公表した6月20日時点でステージ3相当だった圏域は、41%の西北五圏域(五所川原保健所管内)と、24%の津軽圏域(弘前保健所管内)の二つ。7月11日現在で西北五圏域は6%、津軽圏域は10%に下がった。同日現在の県全体の病床使用率は7.3%。

 一方で、一時期ゼロまで下がった宿泊・自宅療養者数は、6月下旬から7月上旬にかけての感染発生に伴い増加。10歳未満や10代の児童生徒らの感染が目立ち、自宅療養者数が多い傾向がみられた。

 6月1カ月間に県内で判明した感染者数は計142人。市町村別では青森市、弘前市、鶴田町の3市町で「11~50人」規模の感染者が確認された。「1~10人」だったのは14市町村。51人以上の規模で感染が発生した市町村はゼロだった。