工藤編集委員(左)の説明に聞き入る市浦中学校の生徒たち=5日、五所川原市の同校体育館

 青森県五所川原市の市浦中学校(成田基之校長)は5日、東奥日報社の工藤弘之編集委員兼報道部写真担当を講師に招き、写真の撮り方を学ぶ出前授業を行った。受講した1~3年生35人は、被写体に対して自ら踏み込んでシャッターを切ることなど迫力ある写真を撮るコツを学んだ。

 同校は2013年から、地元の風景を題材にした写真コンテスト「市浦100景」を行っている。夏休みの課題となっており、生徒たちはレンズを通して古里の魅力を再発見し、多くの人に伝えようと力作を出品している。授業は、報道写真家から直接指導を受けて作品のレベルアップを図るのが狙い。

 工藤編集委員は自らが執筆した本紙連載「十三湊 幻影」(20年9月~21年3月)の写真などを示し撮影の意図を説明。その上で「何を見せたいのか狙いを明確に」「祭りや働く人を狙ってみよう。生き生きした人の表情こそ写真の命」とアドバイスした。

 真剣な表情で聞いていた1年生の木村心さんは「市浦の良いところを探して写真を撮りたい」、2年生の梶浦丞世(じょうせい)さんは「今後は目線の高さに気をつけて撮影したい」、3年生の駒井健人さんは「新聞の写真にいろいろな意味が込められていることを知った」と話した。