青森市の「万里(まり)バレエ・ミュージカルダンススタジオ」に通う守谷(もりや)友里(ゆり)さん(青森・古川中1年)と、清原(きよはら)陽菜乃(ひなの)さん(同・浜館小6年)が8月16日、仙台市で行われるミュージカル「赤毛のアン」仙台公演(こうえん)に出演します。3月に行われたオーディションを勝ち抜(ぬ)き、最終合格(ごうかく)者13人に選ばれました。2人とも今回がミュージカル初出演。どきどきしながらも、本番を楽しみにしています。
「赤毛のアン」は毎年夏、全国各地で上演されています。2人は7月下旬(げじゅん)に東京で行われる合宿で練習し、8月の本番で女優(じょゆう)の美山(みやま)加恋(かれん)さん、歌手のさくらまやさんらと共演、他の合格者と一緒(いっしょ)に歌やダンスを披露(ひろう)します。
小学1年生からバレエ、4年生からはミュージカルのレッスンも始めたという守谷さん。「普段(ふだん)の発表会に来てくれるお客さんだけでなく、もっといろいろな人に練習の成果を見てもらいたい」とオーディションに応募(おうぼ)しました。合格の知らせに「とても驚(おどろ)いた。練習してきたことを出し切って、また見に来たいと思ってもらえるように頑張(がんば)りたい」と話しました。
清原さんは昨年も「赤毛のアン」のオーディションを受けましたが、最終選考で惜(お)しくも落選。その悔(くや)しさをバネに練習に打ち込(こ)みました。今回、合格を勝ち取ることができ「人生で一番うれしかった」と笑顔(えがお)で振(ふ)り返りました。昨年の仙台公演を見に行き、「(オーディションに)落ちてしまって落ち込んでいたけど、元気をもらえた。自分もお客さんを元気づけられるような仙台公演にしたい」と意気込んでいます。