64歳以下の住民を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種について、青森県内40市町村のうち、18市町村が7月中の接種開始を目指し調整を進めていることが、24日までの東奥日報の取材で分かった。8月中を予定しているのは10市町村、既に開始しているか、6月末までの接種を予定しているのは10市町村、未定は2市町だった。ほとんどの自治体で基礎疾患がある人らを最優先とし、年齢や年代ごとに段階的に進める方針。約6割に当たる25市町村は、10月末までに接種が完了する見込み。

 64歳以下の住民へのワクチン接種が24日時点で既に始まっているのは、むつ市、風間浦村、田子町、新郷村など。青森市、深浦町、三戸町、五戸町などは6月末までに接種を始める予定。

 7月中の開始を見込んでいるのは弘前市、三沢市、今別町、蓬田村、階上町など18市町村で最も多かった。次いで多かったのは8月中開始見込みで、十和田市、大鰐町、佐井村など10市町村。八戸市とおいらせ町は未定とした。

 6月8日に始まった風間浦村は県内で最も早い7月15日に接種完了を見込む。同村を除き、7~9月に完了見込みなのは平内町、新郷村など11町村。青森市、弘前市、むつ市、五戸町、六ケ所村など13市町村は10月の完了を目指している。

 7月に始まる三沢市と平川市、8月に始まる五所川原市の3市は「年内の接種完了」とした。自治体規模で差があるものの、開始から完了まで1~5カ月程度かかるもようだ。

 64歳以下の対象年齢は「12歳以上」とする自治体が最も多く、26市町村。十和田市、横浜町、三戸町など11市町村は「16歳以上」とした。

 ワクチン接種は医療従事者、感染すると重症化しやすい65歳以上の高齢者らを最優先に進められてきた。