青森県は22日、医師や看護師、薬剤師ら県内医療従事者への新型コロナウイルスワクチン接種について、当初想定していた対象者約4万6千人に対する2回の接種が、6月中に完了するとの見通しを明らかにした。21日現在、医療従事者向けの1回目接種は「完了」、2回目接種率は87.5%と試算している。ただし、21年度の新採用者など、7月以降に接種を予約している医療従事者もいるという。

 県は、2020年度末(21年3月末)時点で把握している医療従事者約4万6千人を接種対象者数として公表。県の集計によると、21日時点で1回目の接種を終えた医療従事者は4万7002人と、接種対象者数を上回っている。2回目の接種を完了したのは4万242人。

 県内では2月下旬から、医療従事者へのワクチン接種が始まった。国からの供給不足を受け、高齢者向けとして配分されたワクチンの一部を医療従事者への接種に融通する対応をとった自治体もあった。

 県はこのほか、市町村が4月から実施している65歳以上の高齢者向けワクチン接種状況についても、ホームページで公表している。20日現在、対象者約41万7千人のうち、1回目を接種したのは17万4320人(接種率41.8%)、2回目の接種を終えたのは6万9273人(同16.6%)としている。