青森県弘前市は17日、64歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種に関し、職場単位の先行予約を開始すると発表した。介護福祉、障害福祉サービスの従事者や、柔道整復師・はり師・きゅう師、保育所・幼稚園の職員、小中高校の教職員などは23日から、他の職種については30日から、職場ごとに嘱託医やかかりつけ医で予約を受け付ける。

 市独自に職場単位の接種を促すことで特定の医療機関への予約集中を避け、希望する市民の早期接種につなげる狙い。嘱託医で接種できない場合は、市のワクチン接種対策室で相談を受ける。

 基礎疾患のある人など先行予約者の実際の接種は7月下旬に始まる見通しだったが、医療機関の状況に応じて早まる場合もある。

 個別の予約は7月7日以降、年代ごとに受け付ける。ただ、年代を問わず家族単位の予約を呼び掛ける。桜田宏市長は記者会見で「多くの医療機関で接種可能な弘前市の強みを生かす。職場や家族などグループ単位で予約し、混雑緩和とスムーズな接種に協力してほしい」と述べた。

 一方、65歳以上の高齢者を対象とした集団接種について、初回の6月19日は504人の枠に対し、290人の予約があったと公表した。接種枠に余裕があるため、キャンセル時の接種対象としていた保育所、障害者施設などで働く希望者にも接種する。