十和田市夏まつり花火大会を主催する市などが、8月14日に予定している本年度の花火大会を無観客で実施し、インターネットでライブ配信する意向であることが16日、関係者への取材で分かった。9月の秋まつりも規模を縮小して開催する方向で調整している。

 新型コロナウイルスの感染対策のため、市民らが密集する状態を回避する。昨年は夏まつりそのものを中止したが、今年はコロナ対応に当たる医療従事者への感謝を表すとともに、コロナ収束、市の経済回復を祈願し花火を打ち上げる。市と十和田商工会議所、十和田奥入瀬観光機構の主催3者が協議し、15日に方向性を定めた。

 花火は、8月14日午後7時15分から約30分間、中央公園緑地で約千発を打ち上げる予定。午後6時から同緑地周辺の官庁街通り、陸上競技場、野球場、相撲場などを例年より広い範囲で立ち入り禁止とし、交通規制も行う。露店などの飲食エリアや観覧席は設けない。14日が悪天候の場合は15日に順延、15日も悪天候となった場合は17日に延期する。

 秋まつりも昨年は中止したが、今年は期間を例年の3日間から2日間に短縮して9月11、12日に開催する方針。山車の運行は行わず官庁街通りへの展示のみとし、飲食エリアも限定するなどの方向で関係団体の意向を調査している。

 両まつりとも、今後の新型コロナの感染状況によっては中止も検討する。