南極にあるアイスキューブの研究施設のイメージ。氷の中に球状の検出器が埋まっている(研究チーム提供)

 銀河系の外から飛来する高いエネルギーを持った素粒子「ニュートリノ」を南極の氷の中に設置した検出器で捉え、発生源の天体を初めて特定したと、千葉大が参加する国際研究チーム「アイスキューブ」が12日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。この天体が、宇宙を飛び交う放射線である宇宙線の出元の一つであることも示す結果。銀河系外から来る宇宙線の起源の解明は、天文学の重要な課題だった。

 チームの石原安野・千葉大准教授は「今後も観測が進めば、活動的な天体がいつ、どこにあったかという『宇宙の歴史』が分かってくるだろう」と期待している。

(共同通信社)
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