青森県は14日、県内で新型コロナウイルス感染者が確認されなかったと発表した。新規感染者ゼロは3月29日以来、77日ぶり。14日現在の入院者数は51人で前日より14人減った。県が公表している確保病床数261床に対する使用率は19.5%となり、医療の逼迫(ひっぱく)具合を示す国の指標でステージ3(感染急増)とされる20%を下回った。

 病床使用率が20%を切りステージ2(漸増)以下となるのは4月6日以来。入院等調整中の人もゼロとなった。

 13日に公表された新規感染者は上十三保健所管内の30代男性1人。六ケ所村の日本原燃構内にある協力会社事務所で発生したクラスター(感染者集団)の職場関係者で、このクラスターの感染者は10人、関連を含めると19人になった。

 県によると、男性は2日にPCR検査を受けて陰性だったが、9日から倦怠(けんたい)感や発熱などの症状が現れたため、12日に医療機関を受診して再検査を行ったところ、陽性と判明した。現在は中等症で入院している。接触者は調査中。

 原燃によると、男性は1日から自宅待機となっていたが、8、9日は原燃以外の現場で作業をした。

 累計感染者は14日時点で2448人。