高齢者が一人ずつワクチン接種を受けた集団接種会場=12日午後1時半ごろ、青森市荒川市民センター

 青森市は12日、各市民センターなど市内12カ所で新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めた。初日の予約枠1440人分はほぼ満杯で、80歳以上の高齢者らが接種を済ませた。集団接種の予約率は10日現在、約66%とまだ余裕があることから、市は積極的な利用を呼び掛けている。

 荒川市民センターには午後1時ごろから高齢者らが続々と訪れ、問診、予診を済ませた人から順に接種を受けた。同センター近くに住む男性(84)は取材に「高齢で持病もあるため早く接種を受けたかった。お世話になっている医療機関での個別接種は断られたため集団接種に切り替えたが、本当に安心した」と話した。市によると午後6時現在、アナフィラキシーショックなど重篤な副反応を起こした人の報告はない。

 市は土・日曜に11市民センターと浪岡中央公民館で、平日は県総合健診センターとあおもり健康管理センターで集団接種を行う体制で、80歳以上から開始。他の年代の接種開始日は75~79歳が19日から、70~74歳が26日から、65~69歳が7月3日からとしている。

 ただ、会場によって予約枠に空きが出ており、市は80歳以上を除く高齢者や高齢者施設従事者らに連絡し、早めの接種を呼び掛けている。こうした人たちの一部は12日に接種を受けた。

 市は高齢者の集団接種予約枠として6万回超分を確保しており、現在は約2万回分の空きがある状況。会場によっては6月中の1回目接種の予約がまだ可能で、予約済みの人でも接種日を前倒しできる場合があるという。