青森県三沢市は10日、新型コロナウイルスワクチン接種を加速させるため、土・日曜の日中に市国際交流スポーツセンターで実施している集団接種を、7月下旬から平日の夜間にも拡大すると発表した。現在は65歳以上の接種を進めているが、7月中旬に基礎疾患のある人や教員、幼稚園教諭と保育士、8月に12~64歳への接種をスタート。希望する全対象者への接種を約2カ月前倒しで年内に完了できる見込みという。

 三沢市役所で小桧山吉紀市長と市立三沢病院の伊藤悦朗事業管理者が会見した。夜間接種は、同病院の医師2人と看護師3人で対応する計画。週数回、午後6~8時の実施を想定しているが、頻度や詳しい時間は今後決める。伊藤管理者は「夜間接種に協力できる態勢が整った。市民のワクチン接種が早く終わるよう努力する」と語った。

 65歳以上約1万800人は約83%が予約済みで、7月中旬に接種をほぼ完了。11月中ごろには64歳以下を含む全対象者の8割が接種を終える計画。

 また市は、民生委員などボランティアと連携し、自分で接種手続きの難しい1人暮らし高齢者などを支援することも明らかにした。さらに市は、航空自衛隊三沢基地の隊員約3千人がワクチンを接種するよう、防衛省に近く要請する考えを示した。