青森県は10日、県内で新たに2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2人とも弘前保健所管内居住。また、これまで県が公表したN501Y変異株感染者の中で、新たに12人の分類が「英国型」に確定したと明らかにした。

 新たに陽性が判明した弘前保健所管内の2人(60代女性と70代女性)は、同管内の職場クラスター(感染者集団)関連で検査を受けた。このクラスターの感染者は同僚ら6人、関連も含めると12人となった。

 英国型変異株は、これまで県内で5人確認されており、累計17人となった。英国型を含むN501Y変異株は、従来より感染力が強く、若い世代でも症状が重くなる傾向がある。同様の変異を持つ「南アフリカ型」「ブラジル型」と比較して、英国型はワクチンが有効とされている。

 県内でN501Y変異株を検出した事例は、10日発表の1人も合わせて87人。県は6月陽性者のうち、N501Y変異株の感染割合が43%(8系統35人)と推計している。

 10日現在の入院者数は、前日から3人減り71人。県が公表している確保病床数261床に対する使用率は27.2%に下がったものの、国の指標では依然ステージ3(感染急増)の水準にある。