弘前大学は9日、新型コロナウイルスワクチンの同大構内での職場接種を国に申請したと明らかにした。同大の学生や教職員約7千人を対象に、1回目接種は27日から、2回目接種は7月25日から行う予定。同大は青森県弘前市内の他大学の学生も接種できるように調整を進めている。

 弘大広報室が取材に対し説明した。ワクチンの打ち手は弘前大学付属病院の医師や看護師、退職した元看護師らが担う。

 接種場所は大学敷地内の施設とする方向で検討している。

 受け入れを想定している他大学は弘前学院大学、弘前医療福祉大学、柴田学園大学と、弘大構内に青森学習センターを置く放送大学の学生ら関係者約2千人。国に申請したのは弘大の学生・教職員の接種分だけだが、今後他大学の関係者も受け入れられるよう手続きを進めるという。

 桜田宏弘前市長も9日の記者会見で、弘大での職場接種について説明を行った。

 大学で接種を受けるのは他市町村の住民も含まれるが、桜田市長は「弘大で接種を行うことで、市内一般接種の予約の混雑回避にもつながる」と見通しを語った。