7日付朝刊からアップの写真とルーズの写真を選び、ペンで印を付けた新城中央小の児童たち

 青森市の新城中央小学校(福原正人校長)は7日、東奥日報社販売局NIE・NIB推進部の担当者を招き、新聞の写真を教材に情報を分かりやすく伝えるための努力や工夫について学ぶ出前授業を行った。授業を受けた4年生85人は、写真の使い方によって伝えられる情報に違いがあることなどを確認した。

 授業は、人物などを大写しにしたアップの写真と、引いた視点から全体を捉えたルーズの写真を比べ、何を伝えようとしているのかを読み取り、自分の考えをまとめるのが狙い。東奥日報社NIE・NIB推進部の鎌田浩伸部長、榊寿子次長が講師を務めた。

 榊次長は、児童にこの日の朝刊からアップと思われる写真とルーズと思われる写真を選ばせ、理由を聞いた。その上で「新聞を読む人に何を伝えたいかによって写真の撮り方や使い方が違ってくる」と述べた。

 授業を受けた4年1組の久保愛瑠(あいる)さん(9)は「新聞でいろいろな写真を使っているのがすごいと思った」、今瑠翔(ると)君(9)は「記者が何を伝えるかを考え、工夫しながら写真を撮っていることが分かった」と話した。

 同学年でNIEを担当している島口起子(ゆきこ)教諭(56)は「子どもたちが地元のメディアを通して地域のことを知り、もっと新聞を好きになってほしい」と述べた。