青森県は3日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染確認累計は2393人。また県は、新型コロナ患者を受け入れる病床を追加で3床確保したと明らかにした。県が公表する確保病床数は230床となった。

 3日現在の入院者数は、前日から4人減り79人。確保病床使用率は34.3%に下がったが、国の指標でステージ3(感染急増)相当の基準を引き続き上回っている。

 弘前保健所管内や五所川原保健所管内など、津軽地方での病床使用率は、下がってきているという。県の泉谷和彦・新型コロナウイルス感染症対策監は「非常に厳しい状態からは、少し低減している。ただ、重症者や中等症の患者数は横ばいで、急激に減っている状況ではない」と評価した。

 2日に判明した青森市の保育施設クラスター(感染者集団)では、30代女性1人と関連する10代(性別非公表)1人が新たに陽性となった。1日発表の青森市内の通所型高齢者施設クラスター関連でも、60代女性2人の感染が確認された。

 このほか陽性となった八戸市の40代男性とむつ保健所管内の40代男性は、いずれも上十三保健所管内の感染者の職場関係者。むつ市は、むつ管内で3日に確認された感染者が「むつ市内の発生ではない」と公表した。感染経路不明は、青森市の1人。

 加えて県は、5月の県内感染者1人から、従来より感染力が高いとされる「N501Y」変異株を検出したと発表した。5月の県内感染者のうち、N501Y変異株の感染割合は24%(30系統185人)と推計している。