青森県は30日、新型コロナウイルス感染者の入院患者数が前日より2人増え105人となり、前日に続き過去最多を更新したことを明らかにした。県が公表している確保病床数211に対する使用率も、前日から1ポイント上がってこれまでで最も高い約49.8%となり、国の指標でステージ4(爆発的感染拡大)相当とされる50%寸前となった。

 県は30日現在の新規感染確認も発表。弘前保健所管内の60代男性1人の感染が新たに分かった。この男性の感染経路は分かっていない。県内の感染確認の累計は2341人となった。

 30日時点で、入院患者105人のうち重症は1人、中等症は24人。入院や療養などを調整中の患者は28人いる。

 県健康福祉部の古川朋弘次長は東青や西北地域を挙げて「(津軽地方は)病床使用率が高くなっており、厳しい状況」と説明。「入院が必要な人ができない、という状況ではない。ぎりぎりのところだが、感染者が続けば(さらに)厳しくなる」と述べた。

 1日当たりの感染確認が1桁になるのは8人だった今月4日以来、26日ぶり。ただ、古川次長は土日の検査件数が平日と比較して少ないことなど、複数の要因があった-などとし、「減少傾向ではない。今後の状況は注意する必要がある」と指摘。県民に対して感染対策の徹底を改めて呼び掛けた。