青森県は16日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。東地方保健所管内(東津軽郡)の小学校では、新規のクラスター(感染者集団)1件が発生した。県内の感染確認の累計は1952人となった。

 小学校クラスターでは16日、10歳未満(性別非公表)1人の感染を発表。15日までに陽性が判明している5人と合わせ、児童や職員ら計6人が同じ小学校または関連施設で感染したとみられる。関連して、クラスターの感染者と接触があった1人(東地方40代男性)も陽性が確認された。県によると、この学校は現在休校している。

 児童や職員の検査はおおむね終了しており、県は「大きな感染の広がりは考えにくい」としている。検査人数や関連施設の詳細などについて、県は学校や施設の規模から個人が特定される恐れがあるとして公表していない。東地方では、五所川原管内の飲食店クラスターと関連する30代男性も陽性となった。

 青森市では、80代以上男性1人の感染が判明。加えて県外保健所に届け出た分として、この男性と同居する50代男性の陽性も分かった。一方、むつ市によると、むつ管内の2人のうち10代の1人(性別非公表)は、海上自衛隊大湊基地所属の自衛隊員。五所川原管内の40代男性と、弘前管内の40代女性は、感染経路が分かっていない。

 16日時点の入院者数は、過去最多の86人。県が公表している確保病床数206床に対する病床使用率は41.7%となり、国の指標でステージ3(感染急増)相当を引き続き上回っている。