この日の授業を題材に記事を書くワークショップに取り組む生徒たち=14日、五所川原市の市浦中学校

 青森県五所川原市の市浦中学校(成田基之校長)は14日、新聞に親しんで社会の動きを知ろうと、東奥日報を活用した出前授業を同校で行った。生徒たちは新聞をめくりながら見出しの意味や記事の書き方などを学んだ。

 同校は本年度から、各教室に新聞を配置し生徒たちが積極的に新聞を読み情報を得る環境を整えている。この日は、東奥日報社販売局NIE・NIB推進部の鎌田浩伸部長が「新聞の見方や読み方を学ぼう」と題し、全校生徒35人に授業を行った。

 鎌田部長は新聞ができるまでの過程を紹介した後、この日の授業を題材に生徒たちと一緒に記事を書くワークショップを行った。また、新聞とインターネット情報の長所、短所を比較し「新聞は情報を伝える速さこそ劣るが、記者が直接取材をして情報を得ており、信頼性が高い」と述べた。

 生徒を代表して1年の村元柚稀(ゆずき)さん、2年の相川大翔(つばさ)さん、3年の小寺楓河(ふうが)さんが感想を披露。生徒会長の豊島彬仁(あきと)さん(3年)が「新聞を読んで、テレビでは報道されないニュースをたくさん知りたい」と話した。

 成田校長は「生徒たちは膨大な情報を読み解き、取捨選択する力を求められている。授業を通してその力を養ってほしい」と期待した。