青森県は13日、県内で新たに22人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち半数の11人は感染経路が分かっていない。加えて、5月に感染した青森市の患者3人から、従来より感染力が強いとされる「N501Y」変異株を検出したと明らかにした。

 新規感染者の保健所管内別内訳は、青森市10人、弘前8人、五所川原1人、東地方3人。このうち青森市の6人(性別非公表の10代と20~40代男女)、弘前管内の5人(20~30代男女)は感染経路が不明。別の青森市の20代女性1人は、県外由来の感染とみられる。

 11日にクラスター(感染者集団)発生が判明した青森市の通所型高齢者施設でも、職員または利用者1人(同市60代女性)の陽性が分かった。この施設クラスターの感染者は6人、関連も含めて15人となった。

 また県は、13日付で新たに5床の新型コロナ患者受け入れ病床を確保し、病床数が206床に増えたと明らかにした。一方、同日現在の入院者数は81人。病床使用率は39.3%で、国の指標のステージ3(感染急増)相当を依然として上回っている。県内の感染確認の累計は1895人。

 このほか、N501Y変異株の感染が判明した3人のうち2人は、同じ系統の感染者。3人とも県内で発生したクラスターとは関係していないものの、詳しい感染経路は分かっていない。県内のN501Y変異株確認は累計で9例となった。