県立中央病院(青森市)は6日までに、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した同病院医療従事者の副反応調査結果を発表した。疲労や頭痛、発熱など1回目接種で発生頻度が低かった副反応が、2回目接種で発生割合が高くなった。注射部位の痛みなど、局所の副反応を訴える割合が1回目同様に高かった。1回目接種時に1例あった重い副反応「アナフィラキシー」は、2回目接種時には報告されなかった。

 2回目接種時に注射部位の痛みを訴えたのは約9割(1回目約8割)に上り、筋肉痛は約7割(同6割弱)だった。疲労は2回目で6割超(1回目3割弱)、頭痛が5割超(同2割弱)、発熱は約4割(同1割未満)と、1回目の割合を大きく上回った。

 発熱は20代が一番多く、年代が高くなるほど発生率が下がる傾向が見られた。全国調査同様、男性よりも女性の方が発熱の頻度がやや高い傾向が示された。

 いずれの症状も接種2日目にピークを迎え、ほとんどの人が7日目には消失した。

 同病院の北澤淳一感染管理室長は「接種部位の痛みなど局所の反応が、多くの人に見られた。入院を要した事例はなく、当院での新型コロナワクチン接種は安全に実施できた」とコメントした。

 1回目接種の調査は、3月26日までに接種した775人のうち669人が回答(回答率86.3%)、2回目調査は、4月16日までに接種した741人のうち391人が回答(回答率52.8%)した。